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絶望希望
日々答えのない事を考えている。独り黙々と考えて、納得したりもやもやしたりを繰り返す。でも自分の思う事、考える事が全てではないというのも認識していて、人に押し付けるのも、押し付けられるのも嫌なのだ。だから作品を批評するべき、という友人とは酔っぱらって話す度に喧嘩になる。
批評することによって良い作品になる、というのは一体どういう基準で良い作品なのだろうか。作品の強度とは何に対しての強度なのか。
展覧会なんかをしているくせに、あまりわかってもらいたいという意識で作ってはいなくて、わかってくれる人がいればそれは嬉しいけれど、わかってくれる人がいなくても作るんだと思う。言葉にする代わりに絵を描いたり作っている。
言葉であってもその真意が伝わるなんて事は滅多に無いのだから、伝わらないのが当たり前という気がする。
全く同じ行為をしたとしても、多分受け取る人の意識で感じ方は全く変わってしまうやろうから、何をしてもきっと同じなのではないか。それなら自分がやりたい事をして、望む方へ行く方が良い。絶望しながら希望を求めてる。