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追いつかない
お知らせが追いつかない。
今月はグループ展が三つ。来月は二人展が一つ。
あとお仕事させてもらったものもあったり。
そういう諸々を順序良く要領よくお知らせするのが不得手。
整理したり計画を立てたりする事が苦手。
なので早く死にたいなあなんて明るく考えたりしている。
そんな事はさておき、今日は友人と共にお茶屋さんに行った。
そこに訪れると、いつも何かしら気づかされることがある。
お茶を飲むという日常が特別で豊かなことのように思える。
日々のひとつひとつの行為も、豊かになったり粗雑になったり、意識や捉え方、感じ方ひとつで全然違うものになる。
丁寧に設えられた空間や熱い想いで選び抜かれたお茶、そして店主の人柄にそう思わずにはいられなかった。
今日店主との会話で印象に残ったことは、同じお茶でも淹れる人が違えば味が変わる。というのはなんとなくわかるのだけれども、さらに淹れてもらう、飲む側の人の違いでも味が変わるという。
それって、もしかしたら絵にも言えることなのかもしれない。というかすべての表現に言えることなのかもしれないと思った。
それぞれ個人的な感じ方の違いだけでなく、五感で感じる感覚には絶対的なものなどないのかもしれない。
ちなみに店主はお茶を飲むことによって淹れた人のあれやこれやがなんとなくわかるのだという。いいな。好きだ。
純粋で簡素。繊細で大胆。